依存症には、アルコールや薬物などの物質嗜癖と、ギャンブル・ネット・ゲームなどの行動嗜癖があり、どちらも脳の回路が変化する“脳の病気”です。
その根底には、本人なりの「生きづらさ」を抱えており、依存行為は“孤独な自己治療”とも言われます。
この言葉は、精神科病院時代に精神科医の先生から何度も教わった、大切な視点です。
📱ネット・ゲーム依存は15〜17歳の若年層に多く、近年では小学生も増えてきているとのこと。
他の依存症に比べ進行が早いという特徴もあり、早期発見・早期支援の重要性を改めて感じました。
今回はネットゲームを中心とした内容でしたが、他の依存症にも共通する特性が多く、訪問看護における支援にも活かせる学びでした。
当ステーションではひきこもり支援にも力を入れており、今後も小児・思春期へのアプローチやご家族への支援など、より専門性の高い支援を目指してまいります。